家のお掃除をハウスクリーニング業者にお願いする家も最近ではかなり増えてきました。「普段お掃除していてもキレイに出来ない場所がピカピカになった」「お風呂の水垢がどうしても落ちなかったけど、業者にお願いしたらキレイにとれた」など、どうしても落ちなかった汚れを落とすことができる掃除屋さんの秘密に迫ってみたいと思います。
そもそもハウスクリーニング業者とは?
ハウスクリーニング業者とは、一般家庭のお掃除の中でも特にヘビーな汚れを得意として落としてくれます。お風呂のカビ・水垢・石鹸カス、キッチンの油汚れ、トイレの尿石などちょっとこすったくらいでは落ちない汚れを、特殊な洗剤や道具を使用してお掃除してくれる業者です。
ハウスクリーニング業者が使っている道具や洗剤に秘密があるのか?
どうやっても落ちなかった汚れを落としてくれるってことは、何か秘密の洗剤を使っているとか、とても強い薬品を使っているとか、特殊な工具なんかを使っているのかもしれないと考える方も多いでしょう。実際のところ、特殊な薬品なんかも存在しますが、基本的にはホームセンターで揃う程度の道具や洗剤でほとんんどの汚れは落とせてしまいます。特殊な洗剤や道具を使っている理由としては、速く作業することで、同じ料金でも儲けが増えるから、時短するために使っている感じです。
汚れを見極めてそれに合う洗剤を使う
一般家庭で使う洗剤は、お風呂用・トイレ用・キッチン用・洗濯用などと表示されており、使用する場所ごとに分けられています。掃除屋さんが使う洗剤は、アルカリ洗剤・酸性洗剤・漂白剤・研磨剤・中性洗剤などと洗剤の成分で使い分けています。なので、お風呂で使った洗剤をトイレで使ったり、キッチンで使った洗剤をお風呂で使ったりします。
たとえば、お風呂の水垢の成分は、水道水に含まれるミネラル分が乾いて付着したものなんですが、トイレの尿石なんかも似たような成分なんです。どちらもカルシウムなんです。カルシウムは酸性の洗剤をかけることで、溶けてくれるので上手に落とすことができます。
キッチンの汚れと言えば油汚れですが、お風呂の浴槽などに付着する汚れも体から出た油汚れで共通するところがあります。なので、同じアルカリ洗剤を使って落とすことができます。
家庭で使うキッチン洗剤・お風呂洗剤・トイレ洗剤にも、アルカリ性・酸性・中性などいろいろな種類があって、それによって得意な汚れが違ってきます。なので、いつも使っている洗剤がたまたまその汚れに合うものであれば落とすことができるし、相性が悪ければ落とすことができないというわけです。中性のトイレ洗剤では、尿石を溶かすことができなかったけど、酸性のトイレ洗剤を使ったら尿石を落とすこと出来た。となります。
掃除道具は、掃除箇所によって分けている
掃除屋さんがいろんな道具を持っていることは皆さんなんとなく知っているとは思いますが、どのようにそろえているかと言えば、清掃箇所によって使い分けています。金属についた硬い汚れは硬いブラシ、やわらかい汚れは柔らかいスポンジ、特に硬いカチカチの汚れには金属製のタワシを使ったり。できるだけ傷をつけずに素早く汚れを落とせるように、掃除箇所の材質などを判断して使い分けているわけです。ときには、電動の機械なんかも使用しています。
掃除屋さんは、知識と経験がものをいう
よい道具・よい洗剤があれば汚れが落ちるというわけではないということですね。汚れの種類を見極めて、洗剤や道具をチョイスしながら作業しているので、あんなにピカピカにできるというわけです。ですので、アルバイトだったり、ちょっと研修をうけただけのなんちゃって掃除屋さんに出会わない為にも、当サイト「おそうじレビュー」を賢く利用して、最良のお掃除屋さんに出会ってください。
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